今回は信頼構築で必要な３つ目の要素について触れていきます。

・共感すること

です。

これに関しては、なんとなくイメージが

湧きそうですよね^^

女性の方とか特に理解しやすいんじゃないでしょうか。

女性は、何かあった時に、問題解決方法ではなく、

話を聞いて欲しかったり、共感して欲しかったりするだけ

という話をよく聞きます。

これは合理的に考えがちな男性にとっては

盲点で、相談されたんだから、解決してあげないと！

と思ってしまいがちですが、

もし女性が共感だけを求めていたら、

いやいや、そんなことが聞きたかったんじゃなくて、

ただ話を聞いて欲しかったんだ！なんて言って

喧嘩になりますよね^^;

今回の「共感すること」という話題は、おそらくですが、

この話に近いんじゃないかと思っています。

同じようにこの話に近い話題として

共通の知人を知っている

共通の学校に通っていた

共通の出身地である

こういう共通項を見出せるだけでも

人はなぜか親近感を覚えたりするものです。

きっとこれにも心理学的な何かがあると思うのですが、

そういうアカデミックな話をしなくとも

イメージ湧きやすいんじゃないでしょうか。

こんな風に、共感する、共通項がわかる

これだけでも人はちょっと信頼してくれたりします。

信頼、というと少し大げさな感じがするので、

「めちゃくちゃ信頼するのか？」

と言われるとそうでもないと思うんですがきっかけにはなりますし、

親近感を持ってもらうための１つの情報ですよね^^

共感するということは漢字の通り、共に感じることですから、

同族意識ではないですが、そういう感覚があると思うのです。

同じ趣味の人だ

同じタイミングで何かを考える人だ

同じような考え方をする人だ

こういう状況は、何も想像のできない人よりも

共通項があるからこそ、共有しなくても

「すでに共有できてる何かがある」から

相手のことがわかるような状況です。

〇〇に悪い奴はいない

みたいな発想に近いかもしれません。

だからこそ、今の時代で

インターネット上のサイト記事を書く場合は

まず最初に、共感されるようなことを

書く、というのが鉄則だったりします。

「そうそう、そうなんだよ！」

そんな風に深い共感ができる人になら

もう少し話がしたいな、という心理も

わかるような気もしますよね。

情報というものは、面白いもので、

これを研究するだけでもかなりのインパクトがありますし、

僕はお金の源泉というものがあるとしたら

「情報をどうやって扱うか？」

だと思うのです。

共感もまさにその情報の１つを

うまく扱ったお話です。

ある意味、お互い全く知らない状況から

ショートカットしてすぐに友達になれるか？

みたいな話です。

僕らはそれぞれ生きている時間も場所も

関わっている人も異なります。

生まれ育った環境も違うので、

お互いに理解しようと思うと

すごく大変だと思うんです。

でも、何かのきっかけで、

お互いが同じような状況で

生きてきたんだ、とか

同じような人たちに囲まれてきたんだ

ということさえわかれば、

それだけで相手がどういうことを感じて

どういう風に考えてきたのか？

というものも、全て情報共有しなくても

ショートカットして理解し合えると思うんです。

僕は共感とはそういうものだと思っていて

すごく便利なツールだと思うんですね。

日本人とアメリカ人だと

共通項は見出しづらいかもしれませんが、

海外に行けば、お互い日本人という

共通項なだけで、日本という場所や

習慣の共通項があるからこそ、

信頼できる、なんてことが簡単に起きると思うのです。

そんなわけで、

いかに自分がどういう状況にこれまで置かれていたのか？とか

その局面で自分が何を感じてきたのか？

というそういう外部環境と主観を

本来はネット上でたくさん語った方が良いと思うんです。

これはこれまでお伝えしてきた

機能的価値の教科書とは全く違う情報です。

機能的価値の教科書はあくまで、

自分自身を排除したものですが、

情緒的価値になりうるものは

主観がものを言います。

だからこそ、その人の考え方が好きだとか

その人の雰囲気が好きだとか

そういう好みに関係してくると思うんです。

主観を語るからこそ、同じように感じてきた人が

反応して、共感して、話を聞いてくれます。

機能的価値だけで語っていると

それはもしかしてすごく為になる情報かもしれません。

でも一方で、あなたからわざわざ聞きたい

情報ではないでしょう。

あなたから話を聞きたいと思えるような

状況は、同じような経験や価値観を持っていて、

自分自身を理解してくれる人です。

めちゃくちゃすごい情報を持っていたとしても

「そんなこともわからないの？」

みたいな理解を示さない人よりも

「めちゃくちゃわかります！

僕も同じように引っかかりましたもん」

というように、深いところで、理解してくれる人の方が

ずっと居心地が良いものです。

ですから、共感を得るためにも

まずは自分のことを語りましょう。

周波数の合う人を呼び寄せるために。

主観ほど、自分にあった人を見つけることに

わかりやすい信号はないと思うんです

ということで、最後の三つ目は

「共感すること」でした。

ぜひ主観を語り、感じたことを

ブログやメルマガで書いていきましょう。

そういう情報発信が、自分に似た人を

集めるきっかけになります。

では。

4-8：共感と主観を語ること