仕組みについてのイメージは

徐々に湧いてきましたか？

まだまだ断片的ですから

はっきりとイメージができていないかもしれませんね。

さて今回は、タイトルにあるように

「事前に情報を出す重要性」について

触れていきます。

この話題も仕組みづくりには

すごく重要です。

人と仕事をするにしても、

人を集めるにしても、

人に信頼してもらうにしても、

基本的に

「情報を先に出す」ことが大事です。

どういうことか？というと

人との繋がりは、

必ず情報が先にあるものです。

例えば、

あなたが画像を作ってもらおう、と思った時に、

全く見ず知らずの人に、しかもどんな画像を作れるのか？も

わからない人にお願いするでしょうか？

普通はしませんよね。

きっと、全く知らない人だったとしても、

どんな画像が作れるのか？

これまでどんな画像を作ってきたのか？

どれくらいの値段でやってくれるのか？

どれくらいの期間でやってくれるのか？

というように、

色々知った上で、仕事をお願いするはずです。

つまり情報によって僕らは

選択をしているんです。

ここで面白い例えを出しましょう。

画像が作れるAさんとBさんがいたとします。

AさんもBさんも同じ値段で、

同じ期間で、同じクオリティの画像を

作ってくれる、とします。

だいたいAさんもBさんも同じくらい

画像を作ってきた実績があったとして、

同じようなテイストで画像が作れる、

という場合だったら、どうしますか？

これだけだったら、Aさん、Bさん

どちらでも良いですよね。

では、仮にあなたは

Aさんのブログを見つけ、

Aさんの仕事の仕方や、考え方に

共感したとします。

しかも、Aさんとは同じような趣味だ

ということもわかりました。

Aさんのことがちょっとわかった場合と

Bさんのことは相変わらず、わからなかった場合

あなたはどちらに仕事を依頼しますか？

おそらく、Aさんに仕事を依頼する

という判断をする人は多いはずです。

こんな風に、たった仕事を依頼することだけを

考えただけでも、

「情報があるか、ないか」

の違いだけで、仕事をお願いする、しないの

判断が分かれたはずです。

これは、仕事だけの話ではありません。

何かを買う時、人を集める時など、

情報の有無で、結果は変わってくるんです。

つまりこれは、

あなたが何かをする上で、

あなたがどんな情報を相手に伝えるか？が

すごく重要になってくる、ということです。

これは現実世界で考えたら当たり前ですよね。

友達になるにしたって、

趣味が同じ、とか

出身地が同じ、とか

同じ学校にいた、とか

というだけで、なぜか親近感がわくのと同じです。

この「情報が先に来る」という部分を

仕組み作りでも活用してほしいなと思うのです。

例えば、インターネットで自分のことを

知ってほしいのであれば、

あなたがやってきたこと、

実績、作ってきたもの、

考えていること、仕事の仕方、

あなたの理念、目指しているもの

そういうものをブログやホームページ

twitterやインスタグラム、

facebookなど、なんでも良いので、

アップロードしていくことは

すごく重要なことだ、ということです。

さらに言えば、

あなたにはっきりと目的があるなら、

その目的に沿った情報をページに

まとめるとすごく効果的です。

仕事が欲しいのであれば、

仕事に関する情報をまとめると

仕事を依頼したい人が見た時に、

判断しやすいものです。

例えば、日本料理が食べたいな、

と思った時に、日本料理を

出してくれるお店を探しますよね。

その際、食べログで調べるかもしれません。

あるいは、オススメ一覧の記事を見つけて

お店のホームページを見つけるかもしれません。

そういう時に、そのホームページや

食べログなりに、そのお店の情報が

全くなければ、候補には上がりませんよね。

メニュー表がある、

料理の写真がある

お店の外装写真、内装写真がある

お店の得意なことが文章で書かれている

お客さんの声が掲載されている

こういう情報があれば、

あとは"あなたが行きたいか？"を

判断するだけです。

これはフリーランスでも同じです。

例えば、あなたがイラストレーターとして

活動したいと考えているのであれば、

イラストをアップロードしていくのは

必須ですし、製作過程や製作するソフト何か、

どれくらい時間がかかったのか？

こういう情報がたくさんあれば、

仕事を依頼する人は、

判断がしやすいわけです。

仮に仕事がしたいのであれば、

お問い合わせフォームを準備しておく必要はありますし、

メニュー表もあった方が良いでしょう。

金額を掲載するのが怖いのであれば、

要相談、でも良いとは思います。

ですが、ある程度、これくらいの価格帯で

仕事してますよ、という情報があれば、

その段階で判断基準として考える余地を

与えられます。

こんな風に、誰のために、どんな目的で

情報を出していくのか？

これを考えることができれば、

すごくインターネット上で

活動しやすくなります。

これまで仕組みを作っていく、

仕組みの全体像は、こうする方が良い

みたいなことをお伝えしてきましたが、

結局は、どの段階で、どんな情報を

どんな順番に見せて、自分が相手にしたい

お客さんだけを自分のところに来てもらうか

ということを、意識的にやっていく

というだけのお話です。

もちろん、

「言うは易し、するは難し」ですから

今すぐできることばかりではないのは

よくわかっています。

ですが、

仕組みを作る上で、

"情報を先に出していく"という

考えを理解していれば、

あまり難しく仕組みを考えなくても

すみそうではないですか？

これを元に、

インターネット上にある

pixiv,twitter,facebook,

インスタグラム,noteなどのSNSも

活用していけば良いですし、

僕が紹介して来たような、

オプトインページだとか

ステップメールとか

申し込みページ

フロントエンド

バックエンド

などを、活用していけば良いと思うのです。

多くのフリーランスは

情報がないまま、仕事を取りに行く

相手に説明を求められてから情報を出す

と言う、本来やる必要のあることの

逆をやっていることが多いです。

理想は、相手に聞かれる前に

相手が自分のことを知っている状況を

作れるか？

です。

ちなみに、世間で有名な人は

全員、この状態ですよね。

どんな情報を出せば良いのか？

どこで、どういう順番で、どう情報を

出せば良いのか？

これを考えて仕組みを考えてみてください。

これが大きなヒントになるはずです。

そしてこれは今すぐ始められることですよね。

ぜひ今の自分の状況を振り返ってみましょう。

ネット上に自分はどんな風に残っているのか。

2-9：事前に情報を出す重要性