昨日は、フロントエンドとバックエンドを

考えて2段階の構造にしましょう、という話をしました。

なんとなく言ってることはわかったけど、

じゃぁ具体的にどうすりゃいいのさ！？

みたいな感じになっているかもしれません。

今回はその続きを話して行きます。

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どんな組み合わせで収益化していけば良いか？

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フロントエンドとバックエンドは

わかったけど、どういう組み合わせだったらいいのよ？

みたいな疑問は湧きますよね。

やはり、具体的な事例がないと

現実感湧かないと思うのです。

前回も書きましたが、フリーランスは

基本、「請負スタイル」が多いと思います。

実際、僕も駆け出しの頃は、

映像を作るだけ、みたいな感じが多くありました。

確かにそれで数こなせば、収益としては

安定しますが、いつまでたっても時間は

できないんですよね。

スタッフに仕事を振って

自分は何もしない、というやり方で

時間を生み出すことも可能なので、

そうやっている人もいるでしょう。

それも仕組みの１つなので、良いと思いますが、

今回はもうちょっと違った切り口でのお話をして行きます。

前回、

「お試し価格で仕事を受注する」

という話をしましたが、

これは、ベストとは言えませんが、

相手によってはベターな選択です。

ただ注意して欲しいのは、

このやり方は"バックエンド商品による"のです。

例えば、ホームページ製作、

という製作系の依頼をフロントエンドにしたとして、

そのあとに、法人契約が結べて、

定期的にリピーターとして仕事が来るなら、

OKです。

つまり、ここで言えば、

フロントエンドが「ホームページ製作」であり、

バックエンドが「法人契約」です。

こういうやり方で、法人と契約して

安定した収益を出している方もフリーランスには

多くいます。

大きい会社と契約していれば、

仕事はいくらでもありますし、

ある程度、金額が大きいことが多いです。

そういう点で、法人契約を

狙うのも大事です。

これ以外にも考えられる組み合わせとしては、

フロントエンドを「ホームページ製作」

バックエンドを「広告運用」

というモノでも良いかも知れません。

ホームページを作る理由が

集客であれば、もっと集客するための手段を

バックエンドで提案するのはとても良いことです。

ホームページを作るだけでは

集客ができる訳ではありませんから。

また、こんな組み合わせも良いかもしれません。

フロントエンドを「ホームページ製作」

バックエンドを「トータルプロデュース」

というモノでも良いかも知れません。

ホームページを作る理由が

ブランディングのためのものであれば、

会社全体をプロデュースする方向で

企画から入る、ということでも良いでしょう。

それなら長期的にその会社様と関わることができます。

映像制作の場合であれば、

フロントエンドを「広告動画制作」にして

バックエンドを「広告運用」というやり方もできますし、

フロントエンドを「セミナー映像制作」にして

バックエンドを「WEBディレクション」というやり方でも

可能です。

セミナー映像を作りたい人は、その映像を

どうにかしてキャッシュに変えたい、と思っている人は

一定数いますから、そこに対してどうしたら良いか？

というサポートをバックエンドにする、ということですね。

以前、動画で解説した様に、

バックエンドは定期購読や顧問契約などの

スタイルにすれば、フロントエンドで多少

赤字になったとしても、バックエンドで回収できます。

これはつまり、バックエンドで利益が出るなら、

フロントエンドを低価格にしても構わない、

という言い方もできます。

もちろん、質はそのままにして。

製作系の仕事を単発としてみれば、

低価格にする、と言う見え方になりますが、

バックエンド商品が利益になるサービスなら

ビジネス全体として、売り上げが上がるので、

別に構わないのです。

これを、安い製作系の仕事として受けて、

それを同じ単価でリピートする、

みたいな感じだと、ただ単価を安く

受けてるだけですから、結果苦しくなります。

これは要するに、営業のための

フロントエンドをたくさんやって

認知されてるけど、収益化されずに困る

っていうパターンです。

構造化できていない状況ですね。

これをやってるのが、

お金に困ってるフリーランスです。

だから、バックエンド商品を

適切に選ばないと、苦しくなるんです。

フロントエンドを製作系にする人は

ここは気をつけて欲しいところです。

仮に製作系をフロントエンドにするなら、

バックエンドはその会社様とどんな風に長期的に関われるか？

を考えたサービスにするのが良いですね。

こういう発想でいると、

単発で何かができたらいい、っていう

発想にはならない訳です。

具体的にもっと根本的な問題解決に

焦点が当たるはずなんです。

「ホームページを作る」ではなく

「集客をする」とか。

「私、そんなスキルないよ・・・」

と思うかもしれませんが、

それならそれで、チームでやればいいんです。

自分がスキルアップしなければいけない、

なんてことはありません。

問題を解決するのが仕事ですから、

一人でやろうが、複数人でやろうが関係がないのです。

仕事だけ受けて、信頼できる人に

仕事を振り、みんなでその会社さんをサポートする

という発想ができれば良いのです。

とはいえ・・・・。

本来の、フロントエンドサービスの理想は

"無料ないし低単価で、なるべく多くの人に

提供できるものにすること"です。

ですから、製作系ではどうしても限度があります。

また先ほど書いたように、

バックエンドの内容によっては

一人ではできる範囲を超えてくることもあります。

ですから、無理ではありませんが、

向いてはいません。

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そこを履き違えないでください。

じゃぁ、どういうものが良いのか？

仮に一人で仕事を回して行きたい、

と思うならどうすれば良いのでしょうか。

フロントエンドを

"デジタルコンテンツ"にしてください。

例えば、もし教えることが得意なら

・フロントエンドを「講座」にする

でも良いですし、製作スキルが高いなら

・フロントエンドを「テンプレート」で

基本は差し替えで対応する

というやり方などでも良いでしょう。

製作系の仕事をお願いしているところは、

一定数、自社で対応したい、

と考えているところがあります。

つまり、自社でできる範囲なら

教えて欲しい、という一定数のニーズはあります。

ですから、そういうニーズのために、

自分だけの講座を作ってしまい、

その講座を販売する、というやり方で

フロントエンド商品を作ることも可能です。

そして、講座の範囲を超えるような

難しい案件の場合は、私が代わりに仕事をします、

というやり方もできるのです。

こういう場合だと、

フロントエンド：低価格の講座

バックエンド：正規の製作系の仕事

になります。

この場合であれば、講座である程度、

自分のことを知ってもらえますし、

自分ができる範囲のことも伝わります。

またある程度、全く知らない人に頼む

と言う訳ではないですから、

バックエンドで少し値段が高かったとしても

価値を感じてもらいやすい状況を作ることができます。

また別サービスとして、

講座でサポートして欲しい、というニーズがあるなら、

「マンツーマンレッスン」をバックエンドにして

期間限定のサービスとしてやっても良いでしょう。

こう言う場合は、製作の仕事ではなく

講師としての仕事になりますね。

テンプレートの仕事も同じです。

製作系の仕事は常にオーダーメイド

というイメージを持っているかもしれませんが、

テンプレートにしてしまって、

画像や文字、動画を差し替えるだけで、

それっぽいものが欲しい、という

ニーズは一定数存在します。

クオリティはそこそこ、

その分、スピードと手頃な値段で

やって欲しいニーズはたくさんあるんです。

こんな風に、お客さんがいて、

そのお客さんのニーズが分かっていれば、

フロントエンドとバックエンドのアイデアは

いくらでも思いつくものです。

ただ、勘違いをして欲しくないのは、

お客さんに2回アプローチして、

安いものと高いものを売ればいい、

と言うのは違います。

重要なのは、そのお客さんと

長期的な関係を築くために

何ができるか？を考えて

サービスを作り、構造化しましょう、

と言うことです。

そのためには、

"相手のニーズを知ること"が

めちゃくちゃキモです。

ぜひ、仕組みづくりをする上で、

あなたにとってどんなサービスが

人を集めるためのフロントエンドで

どんなサービスが利益をうむバックエンドなのか？

を考えてみてください^^

ということで、今回はこの辺で。

かなり仕組みづくりのヒントになったと思うので

参考にしてみてくださいね^^

次回は、

「仕組みづくりで必要なもう１つのスキル」

についてお伝えして行きます。

2-5：どんな組み合わせで収益化していけば良いか？