前回、事前に情報を出していくことの

重要性について触れてきました。

今回は、仕組みづくり以前の話になるんですが

情報発信をしていくことについて

触れて行きます。

僕らが仕事の受注をしていく時も

人から何かを頼まれる時も

前回お伝えしたように、

事前にこちらの情報が相手に

伝わっていることが大前提にあります。

これは逆にいえば、

相手に情報が伝わっていなければ

こちらに何かを依頼されることはない

ということです。

依頼されたと言うことは、

何かが伝わっていたんです。

知り合いが勧めてくれた、とか

ネット上の書き込みをみた、とか

インターネット上で人を集めたり

お金を得たりすることというのは

要するに

「情報提供をしたことによる結果」

だと考えてください。

こんなことを書くと

イメージが湧かないかもしれませんが、

僕らは普段行きている日常でも

知らず知らずのうちに情報を出しています。

誰かに会ったり

交流したり

画像や映像をつくて見せたり

プレゼンしたり

遊んだり

笑ったり

怒ったり

こういう行為は全て

情報を外に出している行為です。

いや、別に情報なんか出してないよ

と思うかもしれませんが、

現実世界で行きていると

僕らは５感を使って情報を感じ取っていますし、

何かの行為をすれば、

それは周囲の人がみていたり

聞いていたりするんです。

それが些細な行為であったとしても、

人によっては目に止まり記憶に残るのです。

玄関で脱いだ靴を揃えなかった

という人がいれば

「あ、この人は靴を揃えない人なんだな」

と思われることもあるんです。

別に靴を揃えなかった人は

「俺は玄関で靴揃えないぜ！」

なんて言っているつもりはないかもしれませんが、

行為そのもので情報は読み取れます。

ですから、

「現実世界で過ごす」ということは

知らず知らずのうちに情報のやりとりを

頻繁に行なっているといえます。

じゃぁインターネットではどうなのか？

表現してアップロードしたものが

情報としてやりとりされます。

逆にいえば、

表現せずアップロードしなければ

情報のやりとりは生まれません。

ここに、現実世界と

インターネット上の仮想空間の

大きな違いがあります。

つまり、こちらが意図的に

情報を発信していく必要があるんです。

先ほどの靴の例で言うなら、

「俺は玄関で靴は揃えないぜ！」

と言うってことです：苦笑

今回は例えが悪いですけど・・・。

そして情報というものは

すごく興味深い特徴を持っていて

偏った情報はその人のイメージを

勝手に作り出します。

これは僕が実際にそうなってしまった

例をあげたいんですが、

僕は一時期、Facebookの投稿で

「どん兵衛」と「レッドブル」の

写真ををアップロードしていました。

普段の投稿はそこまで多くないんですが、

写真をあげるときは必ず

「どん兵衛」か「レッドブル」だったんです。

そのおかげで、僕の周囲は

「ナイトウは普段から

どん兵衛かレッドブルを常用しているらしい」

という勝手なイメージがつきました。

僕はこれをレッドブルブランディング

と勝手にネーミングをつけていましたが、

実際、僕がどん兵衛を食べていたのは

月に1回くらいだし（それでも多いのかもしれませんがw）

レッドブルは半年に1度くらいなものです。

つまり

ネット上で表現した情報に偏りがあると、

それくらい勝手にイメージが

ついてしまうということです。

今回たまたま変な事例を出しましたが、

これを良い方向で使うこともできます。

映像制作に関することばかりの

記事を書いていれば、

映像に詳しい人なのかな、

映像のことが好きなのかな、

というイメージがつくでしょうし、

アニメについて書いてばかりいれば

アニメが趣味だと思われるでしょう。

これらからわかることは

情報に偏りを持たせれば持たせるほど

より強固なイメージを持ってもらえる

ということです。

こういう特徴があるからこそ、

できれば、%name1%さんも

情報発信をすることによって

自分の都合の良いイメージを作り、

自分に都合の良い環境を作り出してほしいな、

と思うのです。

都合の良いイメージを作る・・・

なんて書いてしまうと、

なんか嫌らしい感じがしてしまいますが、

要するに、自分が興味のあることを

自分が情報として欲しいと思うことを

そのままネット上にアップロードしていくと

良いですよ、っていう話です。

人は情報に集まります。

趣味の話ばかりしていれば、

その趣味に興味がある人が集まりますし、

仕事の話ばかりをしていれば、

その仕事に興味のある人が集まります。

言い換えれば、

自分がやったことが、自分の環境を生み出すんです。

やっぱり

似たような人の趣味が周囲にいた方が

楽しいですし、

同じような価値観の人が周囲にいた方が

楽しいですよね。

ですから、ネット上で

仕組みを作っていく上でも

どんな情報をアップロードして形にしていくか？

は考えていく必要がありますし、

その情報は可能な限り自分にとって

都合の良い情報の方が良いのです。

仕事が欲しいなら、

第三者が仕事を依頼できるような情報を

ネット上にアップロードしていけば良いですし、

趣味仲間が欲しいなら

自分は好きなことを好き勝手語っている方が

相手にも認知してもらえます。

これを逆に、

恥ずかしいからとか

怒られるかもしれないとか

そういうことを考え始めてしまうと

いつまでたっても情報を発信することは

できません。

現実世界で言えば、

恥ずかしいからやりたいことができない

みたいな状況です。

現実世界でも仮想空間でも

そういう他者の目を気にしていては

やりたいことはできません。

だからと言って、

周囲に流されてしまって、

自分の居心地の悪い状況になるのは

違いますよね。

自分が情報発信をしなければ、

誰かが自分のことを悪く書いた時に、

その情報に偏ってしまうこともあります。

で、結果、自分が悪者にされる

なんて言う現象もネットでは平気で起きます。

それを防ぐためにも

自分の情報を自分から発信していきましょう。

まずはそこからです。

きっと仕組みづくりのための

ヒントになるはずです。

2-10：情報発信を始めよう