どうも、内藤です。

自分を軸にしたビジネスをやった方が良い、
いう話をこれまでに幾度となく
してきたわけですが、

こういう話をすると、
「自分は一体何がやりたいのかがわからない」
という声が聞こえてきそうです。

今、多くの人が自分のやりたいことがわからない、
という悩みを抱えているそうです。

これまで500人以上、
副業や起業しようとしてきた人を
見てきましたが、

その中でもこの手の話題はかなり多く、
それでもお金を稼ぎたい、
生活の足しにできるお金を得たい、
という人は多くいます。

多くの人が自分探しの旅に出たり、
あれこれ本を読んでみたり、
自己啓発セミナーに参加してみたり、
色々やっていたりしますが、
これは本当に効果があるのでしょうか。

実は、僕は「やりたいことがない」という
人の気持ちにうまく共感できなかったりします。

これがやりたいことなんだろうか、
と考えたことはありますが、

それは大学生の頃に一時的で、
それ以降はやりたいことで
悩んだことはありません。

そういう点では、
やりたいことがない人への
深い共感や理解は難しいのですが

これまでさまざまな人と会ったり、
話を聞いたり、現実創造のメカニズムを
通して物事を見ていくと、

どうやら、人がやりたいことというのは、
結局のところ、自分の内側にしか
存在しないようにしか見えないのです。

そこで今回、
元経営コンサルタントの先輩から教えてもらった
やりたいことを見つける方法を紹介しつつ、
ワークに取り組める内容をまとめてみました。

この方法は某自動車メーカーで
広告やマーケティングを
担当してきた方が見出した内容だそうです。

僕も詳しい経緯は知りませんが、
人生の節目にやるとその度に
気づきが得られる、とても良い内容です。

ぜひやってみてください。

#B-038：どうやってやりたいことを見つけるか？

今回やっていただくことは、
自分の価値観の棚卸しをやった時、同様、
スキルの棚卸しと経験の棚卸しです。

これらの3つの棚卸しは
実はセットです。

すでに、価値観の棚卸しは
終わっているかと思いますから、
続いては、スキルの棚卸しと経験の棚卸しです。

価値観の棚卸しでも伝えましたが、
この棚卸しにはルールがあります。

それは、効果を正しく発揮させるためには、
３つの原則を守ることです。

１）「考える、書き出すこと」が大原則。
２）「本音で、正直に取り組むこと」が大原則。
３）「人生の節目ごとに繰り返すこと」が大原則。

これをきちんと守ってもらえれば、
効果を正しく実感できるかと思います。

スキルの棚卸し

まずはスキルの棚卸し

これは今、自分ができることを
見える化していくワークです。
この見える化というのは絶大な効果を持っていて、
これをやるだけでさまざまな意識変化が起きます。

例えば、太っている人がダイエットをするために、
自分の体重を計測して見える化するだけで、
ダイエットに成功しやすくなります。

岡田斗司夫さんが
提唱したレコーディングダイエット、という
手法ですが、ただ見える化するだけで、
人の意識が変わるのです。

日々太っていく体重を見れば、
流石に危機感を覚えるというものです。

逆に効果が見える化されるだけで、
どんどん意欲的になるものです。

現状を正しく認識することが、
実は成功するために必要な要素ですから、
今自分ができることを、ただ見える化するだけで、
より正確な認識をすることができます。

しかし残念ながら、
多くの人は自分ができるスキルが
想像以上にあるはずなのに、
整理したり、書き出したりすることなく、

なんとなくできることを認識し、
できないことを数えがちです。

自分のやりたいことを理解するには、
まず自分ができることを
正しく認識するところからです。

僕らはもっと、自分のことを深く、
あらゆる角度から自分を知る必要があります。

もしやりたいことを
ビジネスにするのであれば・・・・

このスキルの棚卸しは
めちゃくちゃ重要です。

なぜならこの棚卸しによって
できるビジネスの幅、深さ、
お客に与える価値が変わるからです。

要は、受け取るお金の大きさを
左右してしまうんです。

だから、今、想像しているビジネスとは、
まったく無関係のスキルであっても、
他の人が認めていない、
ただの自己満足のスキルであっても、
すべて手を抜くことなく書き出してください。

ビジネスアイデアというのは、
既存のアイデアとあなた自身のスキルの
組み合わせによって
いくつでも生み出すことができます。

だから手を抜かないでください。

この棚卸しで出されたスキルの数は、
自分のビジネスを今すぐもっとよくするために
使えるツールの数です。

ということで、6つの質問で
自分の中にあるスキルを
見える化していきます。

質問１：あなたが持っている資格、免許はなんですか？（社会的に証明できる価値）
（車の免許・調理師免許・産廃業の認可などなど）

質問２：人からよく頼まれることはなんですか？
それはどうしてだと思いますか？（関係性における価値）

質問３：自信のある特技はなんですか？
その根拠はなんですか？（自分が大事に思っている価値）

質問４：自分では当たり前だけど、やっていると他の人からうらやましがられたり、すごいねと賞賛を浴びることはなんですか？（意外な価値）
また、それはどんなときですか？

質問５：他の人に、やってあげて喜ばれたこと、感謝されたことはなんですか？（積極的に届けられる価値）

質問６：他の人もできるかもしれないけど、あなたができることはなんですか？（自由に使える価値）
思いつく限り書き出してください。
（包丁が上手に研げる。英語が話せる。タイピングが早い。などなど）

さぁうまく取り出せましたか？

多分、大抵は、

「ちゃんと時間をとって真剣にやったのに、
　うまく書き出せなかった・・・。」

だと思います。

実は人を集めて、何度かやったことがありましたが、初めてやる人は、大抵こんな風にいうのです。

そう、これは難しいんです。

だからこそ、何度でも
人生の節目で取り組んで欲しいんです。

普段からやらないことだからこそ、難しいんです。
だからいきなりできなくて当たり前です。

ぜひ何度でも繰り返しやってみてください。
やればやるほど、どんどん取り出しやすく
なっていくでしょう。

経験の棚卸し

次は経験の棚卸しです。

経験は貴重です。
この経験で自分の人生が作られている
と言っても良いでしょう。

あなたがしてきた経験は、
もし人と似てたとしても、
全く同じということはありません。

その全てがオリジナルであり、
経験に勝る学習はありません。

スキルは誰かから盗むことはできますが、
経験だけでは誰からも盗めるものではありません。

だからこそ、
あなただけが使える唯一のリソースです。
だからこの経験の棚卸しはめちゃくちゃ重要です。

今のあなたがどうやって作られたのか？
がわかる棚卸しだからです。

この棚卸しのポイントは真摯にやることです。

誰かに見せる必要は一切ないので、
正直に素直に答えてください。

もしかして人によっては触れたくない
過去の記憶に触れることになるかもしれません。

ですがそれでも蓋をせずに、
向き合って取り組んでみてください。

きっとそういう辛い経験も
これからあなたの武器として
大きな力として支えてくれるはずです。

棚卸しをするときに、
ぜひ人生年表を作ってください・

#B-039：どうやってやりたいことを見つけるか？