どうも、内藤です。

今回のテーマは、
成功を台無しにする自分の行為についてです。

これを意識化しておけば、
悪習慣を改善できます。

逆にここを意識化できていないと、
改善することなく
なんかうまくいかない、
といった状況を生み出します。

さぁ一体どんな悪習慣が
僕らの成功を台無しにするんでしょうか。

#B-047：自分が成功を台無しにしていないか？

今回紹介する、
僕らの成功を台無しにする悪習慣は6個です。

この話は僕の先輩から教えてもらった話題ですが、先輩は成功を台無しにする
人の特徴を徹底的に研究した結果、
13個あることが見えてきたそうです。

今回は先輩から聞いた、
13個の悪習慣のうち6個を紹介します。

・遠慮する
・自分で全部やる
・先送りする
・決断を他人に委ねる
・迷う
・ケチる

この時点で、見覚えがあるな、
と思うかもしれませんね：笑

成功できるイメージがあるのに、
すべてが台無しになっていった
本当の理由は、
どれも上記のような習慣的なことです。

そう、無意識的なことです。

だから、本人だけでは
なかなか気づくことはできないものです。

さぁ具体的な中身に入っていきましょう。

１：遠慮する習慣

遠慮というのは、
日本人にとても多い性質のようで、
国民性なのかもしれません。

しかし、ビジネスや何かの物事を
成功に導いていこう、と思うのであれば、
遠慮が時として、大きな足枷になることはあります。

日本人の美徳として、遠慮みたいなものは
あるのかもしれませんが、
純粋に欲しいものを欲しい、と言えるだけで、
実はいろんなものが簡単に手に入ったり、
望みが叶ったりします。

実は僕はかなりの遠慮するタイプで、
その遠慮によって、いろんな失敗をしてきました。

だから、仕事の場合は、
特に遠慮するということを意識的に
避けるようにしています。

例えば、映像クリエイターで、
実写のカメラを回している人であれば、
これからする話は、気持ちはわかるかもしれません。

イベント撮影でお客さんの前に
陣取って撮影をしたり、
セミナー会場の前の方で、撮影をしたり、
カメラマンをやっていると、
そういうシーンは多々あります。

プロのカメラマンであれば、
お客さんの邪魔にならないように、
スッとポジションを確保して、
必要な画だけを撮ったらスッと外れる、
というスキルが必須です。

むしろ、お客さんの前にカメラマンだから、
という理由で強引に陣取るみたいな
動き方は素人そのものです。

しかし場合によっては
少し強引にポジション取りをするほうが、
結果的によい画が撮れる瞬間というのはあるのです。

ここぞというときに、
その動きが素早く撮れるか。

お客さんの邪魔をせず、
嫌な雰囲気にさせずに
必要最低限の撮影が、素早くできるのが
プロのカメラマンです。

ですが、駆け出しの頃、
僕はお客さんに遠慮してしまって、
撮ったほうが良い画があるにもかかわらず、
撮り終わる前に移動してしまった、とか
あそこに行けば、
良い画が撮れるとわかっているにもかかわらず、
たった数十秒、そこに足を運んで
ポジション取りできなかった、
という経験があります。

他にもそれなりに費用がかかるコンサルタントや
コミュニティに参加しているにもかかわらず、
相手が忙しいかもしれないから、という理由で、
気軽に相談できなかったり、

もう時間がないタイミングで、相談したいのに、
自分から手をあげられなくて、
他の人の手を上がる瞬間まで待ってしまって、
あぁあの時相談すればよかったな、
なんて後悔をした経験もあります。

こういう、些細な遠慮をしたことがない人に
とっては
「え？そんなことするの？」
みたいなことかもしれませんが、

案外こういうふうに遠慮してしまう
ケースはよくありますし、
懇親会の場でも
「なかなか発言しづらいですよね・・・」
という告白をよく聞くのです。

これは、つい相手のことを
真剣に考えるあまりに、
自分は一歩引いてしまう、という行為です。

これ自体はとても批判されるべきこと
ではありません。

でも、自分が本当に守るべき
相手は誰かということ、
今本当に自分がやるべきことは何か？
がハッキリわかると、
この習慣から抜け出せるようになります。

僕も散々こういう経験をして、
失敗してきたことはありますから、
仕事では、相手が誰であろうと、
遠慮せずにいうべきことは言うようにしています。

気持ち的に遠慮しがちな時ほど、
今やるべきことを明確にした上で、
自分の恐れを言い訳にせずに、
動くことにしています。
さぁこの悪習慣、あなたにはありますか？

２：自分で全部やる習慣

ビジネスやスキルアップをしていこうと思うと、
ついついたった一人で、やろうとしてしまう人は
多いのではないでしょうか？

確かに全部自分でできるということは
大きなアドバンテージです。

しかも今の時代、ツールも無料で
しかも高機能でありつつも
Youtubeなどに解説はたくさんありますし、
スキルもちょっとしたものであれば、
1ヶ月もあれば脱初心者ができるくらい
便利な世の中です。

chatGPTを使えば、
それこそこれまで
すごく時間がかかっていたことでも、
難なく効率的に習得可能、みたいな時代です。

しかし、
これから拡大していこうといったフェーズ、
なぜかうまくいかないけど
なかなか抜け出せないと言うフェーズ、
自分の能力以上のものを求められているフェーズなどでは、

全部自分でやるということが
時として重い足枷になることがあります。

それこそ、自分ではなくていい仕事を、
自分が頑張ってやろうとしてしまうなら
うまくいくものもうまくいきません。

まさにこれも僕が陥りやすいタイプであり、
能力がそれなりに高かったり、
ついついなんでもできてしまうような人ほど、
全部自分でやろうとしてしまいます。

悪い習慣が成功できるのに、
成功できない状況を生み出します。

ある程度、社会人経験をしたことのある人は、
思い当たる節があるかもしれません。

部下を持った時、

「こんな状態なら自分がやったほうが早いな」と。

しかしそれでは、
いつまで経っても部下は育ちませんし、
できるようになりません。

自分でなくても
いい仕事はどんどん人に任せてしまう。

今の自分には専門性がなくてできない仕事は、
専門家に任せてしまう。

そうすることで、本来自分が本
当にやるべき仕事に集中することができるようになります。

パレードの法則で言うように、
タスクの8割は成果に貢献しないタスクです。

たった2割だけで成果に寄与する。

なのであれば、たった2割に集中し、
それ以外のタスクを自分以外の人に託すか、
場合によっては損切りするか、とほうが効果的です。

もし自分に時間があれば、
新しいチャンスを取り込める機会も
増やすことができますし、
チャレンジだってできます。

また、リスクがあったときに
そこにフォーカスをするという
動き方もできるわけです。

これは、自分にしかできない仕事が
なにかを見極め、それ以外を
手放していくことで、実現していきます。

任せられる人との出会いは、
本当にご縁でしかありませんが、
そういったパートナーを見つけられたら、
いいことづくめです。

まず、言えることは、
そういう人は、勝手には集まりませんから、
募集することです。

３：先送りする習慣

「期限までまだまだある。
　まだやらなくてもいいや。」
「出社時間まで３０分ある。もう少し寝よう。」
「これ、やりたいなぁ。いつかやろう。」
「返事は明日でいいようだから、明日考えよう。」
部下に対して「その件は、考えておくからまたあとで提案してほしい」

もし、こんな毎日を送っているとしたら、
成功はいつまで経ってもできませんし、
もっと言えば欲しい未来はいつまで経っても
手元に来ることはありません。

これは先輩に教えられたことですが、
こんなふうについ先送りしてしまう習慣を
持っている人をデッドライン主義と言うようです。

デッドライン主義とは、
最終期限を基準にして
物事を進めていくタイプです。
要は「できるだけ必要最小限の努力で、
ことを終わらせたい（仕上げたい）」という
気持ちから出てくる行動哲学です。

だから単純に言えば、進化は遅いんです。
これのいいところは、ローコストなところです。

大学生で言うところの、
最小限の努力で最大限の単位を取る的な：笑

しかし、致命的な欠点は、
デッドラインがないものについては、
永遠に実現しないということです。
身に覚えありますか？

また、デッドライン主義の場合、
自己研鑽はありません。

だから、時間がかかればかかるほど、
複雑なことをするほどに、
コスト高になっていきます。
スケールメリットが小さいからです。

別のもう１つの主義があります。

チャレンジライン主義

これは文字通り、
可能性の限界ポイントを基準にして、
物事をすすめていくタイプです。

つまり、
「可能な限り、ベストなものを生み出したい」
という気持ちから出てくる行動哲学ですね。

この場合、デッドラインの目標（最低目標）は、
当然のようにクリアしていきます。

テストで赤点を突破するために、
赤点最低ラインを狙うのか、
受けるんだったら100点狙おうという違いです。

進化はわかると思いますが、
デッドライン主義の何倍も早いです。

しかも、チャレンジライン主義のいいところは、
その取り組みの中で、いくつもの副産物を生み出すことが多いんです。

１つの活動から、
リソースがどんどん生まれてきます。

さらに、チャレンジラインを目指すということは、
つねに、限界越えの挑戦ですから、
合理化、効率化、トレーニングということは、
当たり前の文化になっていきます。

これは、やればやるほど、新しい価値を生み出し、
スケールメリットも大きくなるということです。
さぁ、どっちが良いでしょうか？

フリーランスなら、
デッドライン主義よりも
チャレンジライン主義の方が顧客には喜ばれますね。

４：決断を他人に委ねる習慣

ついつい決断を人に委ねる、
と言う習慣を持っているひともいるかもしれません。

しかし決断は最も重要なスキルの１つです。

「誰か決めて欲しい。。。」
「決められない・・・」

委ねたくなる気持ちはわからなくはありません。
専門家にアドバイスを求めて、
いくつものアドバイスが出てきて、
「結局私はどうしたらいいんですか？」
とつい言ってしまう人は、
もう決断を他人に委ねている悪習慣がついてしまっている、
と言えるでしょう

決断には勇気と覚悟が必要です。

なぜなら、決断には恐怖が伴うからです。
決断したことによって、
できない理由が言えなくなるわけですし、
やらない選択肢が消えてしまうわけです。

そして誰のせいにもできなくなります。
もし失敗すれば、責任は自分で追う必要があります。
だから決断したくない、と
言うのが普通の人の傾向です。

でも、人生は決断の連続です。

決断するからこそ、道が広がっていきますし、
その道にフォーカスできるんです。

逆に決めないと言うことは、
自分の力を発揮しないと同義です。

決断するためには、
自分がきちんと目的と理由を
しっかり保たないとできない行為です。
要は自主性が求められるんです。

目的と理由がしっかりしていれば、
決めることがかなり容易になります。

そう、きちんと考えることができ、
出てきた選択肢の中から、
１つを選び、それ以外を排すればいいんです。

でも決断になれないと決断そのものが
恐怖になることもあるでしょう。

だから、小さなことから
トレーニングをすることはとても大事です。

外のお店の料理メニューを自分で選ぶ、
ホテルを選ぶ、なんでもいいんですが、
そういう決める行為を当たり前にしていきましょう。

いざって時に、決断できる人は、
やっぱり勇気と覚悟のある人ですから、
人としてかっこいいですよね。

５：迷う習慣

つい迷ってしまう。
AとBどっちがいいかわからないから、迷っている。
そういうシーンはよくあるはずです。

迷っていて決められない、という人も多いでしょう。

先程の決断できないというのと近いケースです。

しかし、そういう場合は、
どちらもやってみる、
が正解になることが多いです。

つまり、できることは全てやるんです。

もし２つに１つしか選べない、という場合は、
きちんと目的と理由を持って
考えるようにしましょう。

そう、考えるという行為は
迷う行為を排する行為に繋がります。

迷っているという状態は、
どちらにするべきか選べない、という状態です。
なぜ選べないのか？

目的に沿っているのか、
あるいは目的に沿ってはいるけど、
どちらが最も結果に寄与するかわからない。
という状態のはずです。

そういう場合、
事前に検討したりリサーチしたりして、
比較することはできるはずです。

また実際にどちらも検証する機会も
あるかもしれません。
迷っていても答えは出ません。

むしろ迷う時間を生み出すくらいなら、
試してみて考えるという行為を
前に進める方が建設的です。

ぜひ迷うという悪習慣があるのであれば
ぜひ、試すという習慣にしてみてはどうでしょうか？

そう、いつも成長プロセスで解説している、
「やってみる」んです。

６：ケチる習慣

これは主に、自己投資の話です。

じつは、自己投資をケチると、
ケチな人生にしかなりません。

なぜなら、自分が自分を
どう評価しているかは自己投資ではっきりします。

自分が高く評価されるためには、
自分で自分を貶めていては、評価されません。

だから、自己投資をケチると
ケチな人生になってしまいます。

自分を過小評価したり、
ネガティブな状態にいたとして、
そういう人に、投資する価値があると
考える人はいるでしょうか？

応援する人はもしかしているかもしれません。
ですが、大抵誰かからお金をいただく、
という行為では、
相手はお金をとても大事に思っているんです。

とても大事に思っているお金を、
そこまで重要そうに見えない人に、
人はお金を払うか？というと疑わしいですよね。

そう、自分にとって大事な人、重要な人、
それにまつわるサービスは商品に対して
人はお金を払うのです。

これを自己投資という観点で見れば、
理解できるかと思います。

自己投資をケチるということは、
そのお金を出す価値がない、と自分で判断しているんです。

だから、払わない。
要は、自分の人生よりもお金の方が重要なんです。

これは、
「ムダに高いものにお金を出せ」
ということではないですし、
無駄な浪費であれば1円でも出さない
ということをしっかりと決めた上での話です。

でも、必要なものをケチるということは、
自分にそれだけの投資すらも
してみる価値がないと、
自分自身で見限っています。

残念ながら、ほとんどの人は、
そのことに気づきません。

むしろ、「節約しているんだ」
というぐらいの気持ちでいます。

でも、真実は、自分には投資価値がないと、
自分で証明してしまっている。

その深層心理は、
あなたの周りにいる人だけは気付いています。

自分には価値がないと思っている人に、
仕事を依頼したり、
ついていこうと思う人はいません。
ビジネスなら尚更です。

投資価値がないものには、
投資家はついてくれません。
お客も怖くて買ってくれるはずがありません。
仲間は自分の時間を使ってくれないですよね。

こんな風に、自分への投資にケチる人は、
魅力を上げていく活動に投資ができないわけですから、
結果的に他者からの投資も受けられなくなるんです。

これは誰かから商品を買ってもらうという点でも
同じということです。

すべては、あなたで決まります。
ビジネスや会社を運営しているのであれば、
すべて、トップであるあなたの態度、振る舞い、考え方で決まる、ということです。

個人事業主であっても同じですよね。

これは、外注費やスタッフへの支払いも同じです。

できるだけコストを抑えようとすることは大事です。
しかし、求める仕事のクオリティーにふさわしい対価は用意すべきです。

こういうところにケチってしまうと
人は離れていきますし、
抑えたコストで良い、という人しか残りません。

僕らは関わる人すべてとともに
成功する必要があるんです。

その最も近い、自分自身に投資できないのに、
他の人から投資を受けられる、なんて思わない方がいいんです。

ムダな浪費なら、
１円でも財布から出さないでください。
そして、必要な投資なら、ケチらないことです。
あなたのお金の使い方で、すべてが判断されます。

さぁ６つはいかがでしたか？

耳が痛い、と思ったかもしれません。
でも大丈夫です。

今気づけたのであれば、変われますから。
変わっていきましょう。

提案：成功しない原因を習慣化にしてないか？

今回は6つでしたが、ぜひこれを今一度見直してみてください。

自分で気づけていければ、
少しずつでもいいから
改善していけば、
最終的に大きな変化として
現れるものです。

習慣は誰でも平等に与えられた機会です。

そう、今日からだって
新しい習慣の第一歩を始めることができます。