集客メディアから申し込みページで

受注ができるようになった時に

必ずやってほしいこととして、

「毎回決まった流れ作業は最適化しておく」

ということです。

これは第一章でお伝えした

仕組みの４パートのうちの

「量産活動」

に該当します。

以前お伝えしたように、

集客活動がまだうまくいっていない場合は

真っ先にこれまでお伝えしてきた「集客活動」の

仕組み化をする必要があります。

偶然、仕事が来るみたいな

状況はフリーランスにとっては

決して素晴らしい状況ではありません。

コンスタントに1社から

仕事が来るから、1社しか契約していない

というのは僕はリスクだと考えています。

急にその会社から仕事が来なくなったら

どうするのでしょうか？

「その時はその時考える！」

そういう発想で生きていくのであれば

それはそれで構いません。

僕はそういう危なっかしい動き方は

精神衛生上、好きではないので、やりません。

またそれをやり続けて、

契約が切れてめちゃくちゃ困ってた

知り合いも知っているので、

オススメもしません。

だから僕は仮に契約が１社しかなかったとしても、

その仕事とは別の仕事や仕組みを持つようにします。

現に、僕のビジネスは

「映像を作る」という案件以外にも

広告運用して集客サポートをする

という仕事もありますし、

クリエイティブチームを運営していく

という仕事もありますし、通信講座を運営していく、

という仕事もあります。

最近は、映像の仕事は基本的に誰かに任せて、

僕はアニメの仕事をするみたいなことをやっていたりします。

いずれにせよ、たった１つだけで

ビジネスを回していくのは

フリーランスにとってはリスクです。

ですから、自分がいなくても回る仕組みを少しでも

取り入れるようにしてほしいな、と思って

今回のような講座を運営しているんです。

さて、話を戻しますが、

「集客活動」がうまくいけば、

次にやることは

基本、「量産活動」です。

ただここはがっつり「量産活動」をするというよりは

そこそこやって「信頼構築活動」に移行していく方が賢い

と僕は考えています。

集客活動は一度作ってしまえば、

比較的コントロールはしやすいものです。

ネット広告で仕事が受注できる

仕組みを作ることができれば、

それは全て数値化することが可能です。

どれくらいの費用をかけたら

どれくらいの人数にリーチされ

申し込みページはどれくらいアクセスがあり

どれくらいの人が申し込みフォームまで行き

どれくらい成約が上がるのか。

そして受けた仕事は１本あたり

どれくらいの納期で仕事が終わるのか？

ここまで数字がわかれば、

あとは広告費と売り上げの差が利益ですから、

この数字が自分に必要な分だけ

確保できれば良いのです。

仕事が来すぎて困るなら、月に受ける数を制限すれば良いですし、

頼める知り合いがいるのであれば、依頼するでも良いでしょう。

仕事さえ来るようになればどういう判断を下すかは、

後で判断すれば良いのです。

むしろ仕事も来ないのに、

仕事が来た時の心配をしても

仕方がありません。

これは宝くじが当たってもいないのに、

宝くじが当たった時のことを考えている人と

同じようなものです。

当たってから考えればいいんですよ：笑

あとはこれをどれだけ早くこなせるか？

効率的にこなして質を上げられるか？

そこで量産活動です。

ある程度、受注ができ、仕事が回せるようになると

毎回必ずやる作業というものが発生するはずです。

例えば、制作系の仕事であれば

“ヒアリングシート”

みたいなものを準備しておいた方が

話は早いでしょう。

実際、デザイナーさんでヒアリングシートを

準備している人もいますし、

わざわざ提示しないにしても、

チェックリストを作っている人もいます。

成果物はなんなのか？

というのもはっきりさせておく必要がある場合は

そういうものを事前に記入してもらう

ということができれば、

聞き忘れることもないですし、

わざわざ聞く、という工程を省くことができます。

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毎回発生する同じ作業は最適化して

テンプレート化しておく

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これはすごく重要です。

そしてできた時間を使って

質を上げていく活動にしていくわけです。

映像業界でいうとブライダルがまさに

その最たるものです。

最近はオーダーメイドのブライダルも

流行っていたりしますが、

基本は全てテンプレートで成り立っている業界です。

流れが基本決まってるんです。

あとは人が違うだけで。

ブライダルの映像も同じです。

どのタイミングでどの場所から撮影すれば良いか？

は４、５回撮影に入ったことがあれば、

迷わずカッコ良い画が撮れます。

むしろテンプレート的に流れが決まっているからこそ

高い品質を保ちつつ、撮って出しの映像を

エンディングで流すことができる業界だと思うのです。

というように、

集客活動が概ね形になり、

仕事を回せるようになれば、

自然と量産活動にシフトしていくはずです。

ここでこの活動にシフトできなければ、

「教育活動」や「信頼構築活動」に

支障をきたしてきます。

ですから、決まった作業を見つけたら

最適化をする癖をつけておくと良いですね。

この辺りは、これまでお伝えした

集客活動の仕組みが形になってからの

話ですが、ぜひ頭の片隅に置いておくことを

オススメします。

ということで、ここまでで

「集客メディア→申し込みページ」の

仕組み化でやることをお伝えして来ました。

申し込みページも事例を交えて

解説しましたし、あとは実際に文章を書いて

ページを準備するだけです。

申し込みページの作り方も

今は無料で使えるWEBサービスがありますから、

あとはやるだけですね。

あとは、そうですね、

広告についてあまり触れて来ませんでしたから、

次回は集客メディアである

ネット広告「PPC広告」についてのお話しましょう。

では、お楽しみに。

3-20：決まった作業は最適化をしておこう