フリーランスのクリエイターとして

活動していくのであれば、ポートフォリオは必須です。

映像クリエイターであれば、デモリールという

ものになるでしょう。

デザイナーやイラストレイターであれば、

ポートフォリオでしょうか。

基本的に、クリエイターの場合は、

営業と売り上げが比例的になるものです。

ですから、売り上げを上げたい場合は

営業活動をする、というのが基本です。

もちろん、ビジネスとして考えた場合、

一見さんばかりを相手にするよりは

リピーターを増やしていくほうが

ずっと売り上げ自体は安定しますから、

同じ営業活動でも、

一見さんなのか、リピーターなのか

どちらを増やす活動なのかは

はっきりさせたほうが良いと思うのです

とはいえ、

駆け出しの場合は、どうしても

一見さんが相手になりますから、

彼らに信用してもらうためにも

ポートフォリオやデモリールは必須です。

もともと製作会社にいたという人だったとしても、

製作会社側から成果物の許可が出なければ、

自分のポートフォリオやデモリールとして

ネット上で掲載することはできないので、

同じ業界からフリーランスになるにしても、

全く別の業界からフリーランスになるにしても、

自分が主導権を握っている成果物を作っていく必要があります。

特に駆け出しの場合は、

まだ個人で仕事を受けたことがない状態で

ポートフォリオを作ることになるので、

それこそ自主制作の枠を超えません。

ですが、

自主製作だろうが、クライアント製作だろうが、

成果物さえ良ければ、依頼を考えてくれる人はいます。

ですから、クライアントワークをしたことがない

からといって、ポートフォリオが作れない、

デモリールが作れない、という理由にはなりませんし、

あなたがどれだけの実力を持っているのか？

をアピールするための情報ライブラリーは

準備しておくことに越したことはありません。

ここであえて、

“情報ライブラリー”と記載したのは、

何もポートフォリオやデモリールを

よくあるファイリングや一本の映像という形に

固執する必要はない、という意味です。

つまり、イラストレーターであれば、

pixivをポートフォリオがわりに使っても良いですし、

映像クリエイターであれば、youtubeやvimeoなどを

デモリールがわりに使っても良いわけです。

写真カメラマンであれば、

インスタグラムでも良いでしょう。

あるいはtwitterかもしれません。

もちろん、どこかの製作会社に入る、

みたいな話であれば、そこが指定する、

あるいはすぐに見せやすい状態に

しておく必要はありますが、

今はネット世代ですから、

そういうちょっと制限がかかるような

状況でない限りは、インターネットの

プラットフォームを存分に活用するほうが

圧倒的に楽です。

ましてやフリーランスですから、

どんな人に依頼されても良い状況を

作っておくことは強みになります。

また、そういうところに成果物を

アップロードしておけば、

興味がある人は見ていますし、

依頼したい人側も見ているものです。

それが世代によって

多少変化はあるにしても、

一般的によく使われるSNSは

そういう活動の場として活用できるので、

わかりやすい媒体としてすごく良いでしょう。

例えばよく使っている媒体がtwitterであれば、

twitterにどんなアウトプットが載っているのか？

で、その人の日々の成果物、実力、考え方、

みたいなものまでがあわられてきますから、

意図的に、そういうアカウントを準備して

ポートフォリオがわりとして活用するのはアリです。

またそういうSNSで誰にフォローされているのか？

も重要なポイントです。

僕が経験したことがあるのは、

twitterのアカウントを共有した時に

共通の知り合いや、有名な人がフォローしていると、

「あ、この人がフォローしてるくらいの人なのか。」

「この人と知り合いなんですね。」

くらいのニュアンスで情報が伝わることもあります。

実力がある人は、

フォロワーが多くても、

フォローする人は制限しますから、

フォローされているだけで、

人脈として繋がっている、

みたいな見られ方をするわけです。

消費者的な発想でいくと、

フォローされている人数が多いほうがいい

みたいな印象を持つ人がいますが、

誰にフォローされているのか？というほうが

重要な場合だってあります。

こんな風に、ただファイリングされた

ポートフォリオを作ることもそれはそれで大事ですが、

インターネット上のメディアを使ってポートフォリオや

デモリールを作っていく、ということも想定して欲しいのです。

そこを踏まえながら、

フリーランスの活動としての

営業活動に力を入れていきましょう。

フリーランスのクリエイターで

売り上げが上がらない、と困っている場合、

だいたいは、営業活動をサボっていることが

ほとんどですから、

お金に困ったら、営業をしましょう：笑

業を営むために。

営業がやりたくない！不得意だ！っていう場合は

それらが得意な人と組むと良いでしょう。

いずれにせよ、"事業"として見たときに

営業、集客活動は必須ですから、

手段問わずに何かしら策を打っておいてください。

仕事受注の仕組み化については

これまで第二章でお伝えしてきましたから、

今回の話に合わせて、チェックしてくださいね^^

では。

【補足】ポートフォリオやデモリールを作ろう