前回、お伝えしていたように、

今回はPPC広告について触れていきます。

PPC広告とは「Pay Per Click広告」のことを言います。

集客メディアとして活用できるネット広告の1つですが、

どういうものがあるかというと

Google広告（検索広告やディスプレイ広告）

Yahoo広告（検索広告やディスプレイ広告）

Facebook広告

Twitter広告

などが挙げられます。

言ってしまえば、

ネット広告のほぼどれもがPPC、つまりクリックされてから

費用がかかる広告です。

では、今回のような

「集客メディア→申し込みページ」

というシンプルな構成の場合、

どういうネット広告が向いているのでしょうか？

これまで第３章で学んで来たことが

頭に入っているとすぐわかるはずです。

答えは、緊急性を有していたり

すでに痛みを感じていて、

問題を解決したいと感じている

「Hurting」に分類される人たちです。

OATHでいう最後のパートの人たちですね。

この理解でいくと適切な広告は

「検索連動型広告」

つまり

Google広告やYahoo広告です。

（これらをリスティング広告、というみたいですね）

せっかくなので事例で話をしましょう。

事例では

「ランディングページ制作サービス」

を打ち出していますから、

「ランディングページ、制作したい」

「ランディングページ、依頼」

「ランディングページ　見積もり」

「LP　制作　依頼」

など

こんなようなキーワードで

広告を出すことができれば、

検索された時にトップページの

どこかに表示されるはずです。

どこに表示されるか？

は1クリックあたりどれくらいの

金額を設定しているか？

で変動しますが、

この辺りもGoogle Analyticsを使えば、

だいたい調査することは可能です。

（調べ方は後でお伝えします）

ですから、あなたがすでに仕事をしていて、

自分のサービスを売り出していきたいと

考えているのであれば、

Google広告でどれくらいのクリック単価で広告を

出すことができるのか？がわかります。

例えば、僕は板金塗装の工場に対して

個人のお客さんをネットで集客する

という広告代行をさせていただいていますが、

「板金塗装」

というキーワードで1クリックあたり

約¥80で1人集客できます。

だいたい毎日¥800くらいの費用をかけて

10回くらいクリックされるわけですが、

そこから毎月15件くらいは問い合わせが入ります。

月の予算は2万円程度で、

申し込みページアクセスが300回、

実際にお問い合わせ数は15回程度

そのうち、7割程度は受注につながります。

板金塗装の案件は

1件あたりの平均単価（お客さんが払う金額）は

6万円くらいですから

仮に9件受注したとすると54万くらいは売り上がります。

広告費は2万円ですから、

2万円かけて54万売り上がる、という感じですね。

この数字は、かなり上出来です。

もうかれこれ2年ほどになりますが

今は月5万円の広告をかけて、約200万円くらい

売上を計上しています。

もちろん、全てのジャンルで

こうも上手くいくわけではありません。

例えば、医療系でネット広告はシビアですし、

ブライダル関係は他社が相当お金をかけています。

ですから、ジャンルによっては

広告費と見合わない状況も起きるでしょう。

1クリック単価が¥1,000で

お客さんの平均単価が¥10,000の商品だと

かなり厳しい状況になるでしょう。

ただこれは調べればわかることですし、

それで疑わしければ、実際に実験をしてみれば

わかることです。

月1万円から広告は始められますし、

実際に僕が板金塗装の工場での初月の

広告費は1万円からでした。

3ヶ月後には3万円になって

トントン拍子で今に至りしますが。

ここまでの話を聞いて

「なんか凄そうな感じだけど

でも実際どうやるのかわからないし

広告って怖いなぁ」

と思うかもしれません。

そこで今回、僕が参考にしている

サイトや会社様を共有します。

広告運用のエキスパートといえば、

僕はこの２社だと思っています。

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株式会社リスティングプラス

株式会社アドリスティング

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しかもここの2社は情報を惜しみなく提供しているので、

わざわざ有料の講座で学ばなくとも

サイトを見るだけでだいたい問題ないでしょう。

というか僕が実際そうでした。

例えば、先ほどキーワードから

PPC広告の単価の調べ方について

出て来ましたが、

アドリスティングさんがこんな記事を書いています。

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リスティング広告のクリック単価の調べ方と相場・目安を一挙公開！

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あとリスティングプラスさんは

以下のサイトを運営しています。

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リスマガ：WEB集客の教科書

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いずれもPPC広告に関しては

とりあえずここら辺を読み漁れば

かなり知識はつきます。

あとは実際に試しに広告を

出してみたほうが早いです。

で、ある程度、広告を運用してみて、どうしても上手くいかない場合は

巷にある有料の講座などに参加するほうが良いと思います。

多くの人は、これとは逆の手順を踏みます。

「講座参加してできるようになろう」

という方が多いですが、

「とりあえずやってみて、わからないから講座を受けよう」

こちらの方が圧倒的に学びになります。

前者では自分がどこでつまづくのか

わかってない状態で知識を入れることになるので、

あまり身につきません。

一方で、後者の場合は、

つまづいている点がはっきりしているので、

そこを中心に学びつつ、質問もできるんです。

こういうスタイルだとめちゃくちゃ学習効率は上がります。

ですから、知識は無料で手にいれて、

とりあえず広告は運用してみてください。

今回お伝えした情報で

かなりヒントは得られるはずです。

次回は、さらに広告を打つときに

気にしてる話題についてもうちょっと

突っ込んだ話題を共有しますね。

では。

3-21：広告運用エキスパートはどこか