前々回、出した宿題はやってみましたか？

実際にやってみるといろんなことに気づくはずです。

・だいたいみんな同じこと言ってるな・・・。とか

・先輩たちはこれくらいの金額でやってるのか。とか

・会社によって金額差ありすぎじゃね？とか

・こういうサービスもできるのか。とか

色々あるはずです。

スプレッドシートにまとめてみると

共通項とか出てきますから、

すごく発見も多いはずです。

で、こういうワークを丁寧にやっていくと

だいたい２つに意見が分かれます。

１）これだったらこういう提案したらいけるかも

２）今の私じゃ無理なんじゃないか・・・

この２つです。

１）に関しては、ポジティブ思考で良いですね。

こういう状況であれば、ぜひ相手にしたい人に

マッチした提案を申し込みページでしてみてください。

１）の人に僕はあまりアドバイスすることは

ありません：笑

一方で、２）を考えた人は、ちょっと発想を

変える必要があります。

それを今回お伝えしていきます。

まず大前提として僕らは"後発"です。

後発は先輩たちの提案をほぼ

全て把握することができます。

どういうスタイルでやっているのか？

もわかりますし、どういう価格帯でやっているのか？

もわかります。

品質もわかれば、納期もわかる場合もあります。

これはめちゃくちゃ有利な状況です。

つまり、まったく同じようなサービスを始めたとしても

そこの市場に割って入ることができる、という

意味合いもあるからです。

特にインターネットの場合は、

全世界、いつでもどこでもアクセスができますから

やり方によってはすぐ隣にビルを構える

みたいなものです。

はっきりとしたニーズがあるのであれば、

先輩がやっているやり方を模倣するだけで

個人が対抗できる場合も存在します。

そしてもっと言えば、

先輩よりも良いサービスに

発展させることができる、ということです。

先輩たちが頑張って築き上げてきた

道を、いきなりスタートとして始められるのは

後発の圧倒的な強みです。

これが１つめ。

２つめは、そもそも企業ではなく

個人である、ということです。

企業になればなるほど、

市場が大きい、どんなものでも対応できる

みたいな動き方になりがちです。

しかし僕ら個人で言えば、

よりニーズにマッチしたやり方が

展開できます。

第二章の講義でお伝えしていますが、

大衆寄りなのか、個人よりなのか

で響く度合いというものは大きく変わります。

企業が大きくなればなるほど、

サービスはどんどん大衆寄りに

なっていくところがほとんどです。

もちろん、中には個人にフォーカスを当てている

ところもありますが、決して多くはありません。

一方で、個人はより個人的な悩み

あるいは中小企業の個別具体的な悩みに特化した

サービスの展開がしやすいものです。

ですから、たとえ似たようなサービスだったとしても

相手にしたい人にどれだけ寄り添えるか？

でサービスはまったくの別物になったりします。

そしてもっと言えば、インターネットにおいて

そういう個別具体的な悩みに答えるサービスで

あればあるほど、有利です。

これが個人でサービスを展開する上で

もっとも強いやり方です。

最後に３つめ。

たとえ、まったく同じサービスを提供していたとしても

最終的には人は、人についてきます。

例えば、AさんとBさんがいて

まったく同じホームページを作るサービスを

していたとしても、

お客さんは、AさんとBさんの人となりで判断します。

この人となりというのは

第一章でお伝えした

「信頼構築の度合い」

という理解でも、概ね間違ってはいません。

正確には違うんですが、

信頼関係を構築していく上で、

発揮されていくものです。

雰囲気が良い

センスが良い

好みが良い

考え方が良い

気遣いが良い

こういうサービスを提供している人の

魅力で、サービスは選ばれます。

ほんとかよ、と思うかもしれませんが、

今はそういう時代です。

Youtuberが面白い企画をやれば、

アクセスが上がる、というのは幻想で、

その人が面白いから、企画をやれば

アクセスが上がるんです。

アーティストのようなものですし、

芸人みたいなようなものです。

数学はあの先生から教えてもらいたい

という発想と近いんです。

ですから、例え同じサービスをやっていたとしても

最終的には%name1%さんからサービスを

受けたい、と思う人はいます。

逆に言えば、そういうような状況を

作っていく必要がある、ということです。

ということで、３つお伝えしましたが、

せっかくなので、まとめましょう。

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・僕らは"後発"だから

・企業ではなく個人だから

・人となりで判断されるから

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こういう理由から、僕らが

仮に同じようなサービスを提供したとしても

仕事を受注することは可能です。

ですから、先輩たちの動向は

知れば知るほど良いのです。

全てがヒントになりますから。

そのヒントを活用して

あなたがもっとも都合の良い

最高のサービスを提供できる仕事を

すれば良いんです。

どんどん参入する先輩を参考にしましょう。

これが僕ら後輩の務めです。

では、頑張ってリサーチをしていきましょう。

3-5：勝てる気がしないんですけど・・・