前回、コピーライティングの重要性について

触れてきましたが、今回はもう少し踏み込んで、話をしていきます。

僕はフリーランスなら、

コピーライティングは学んでおいた方が良い

と思っている人です。

前回もお伝えしたように、

お金があり、ビジネスとしてのスピードを求めるなら、

優秀なコピーライターに依頼する方が間違いなく良いでしょう。

ですが、そもそも依頼するときに、

本当にそのコピーが良いかどうかの判断は、

書いたことがない人ではできません。

コピーライティングの根本は人間理解ですし、

お客さんにどれだけ寄り添っているか？です。

ですが、細かいニュアンスとかは

どうしても自分が書けないことには

判断できなかったりします。

それに・・・

お客さんのニーズをわかっている人間

あるいは、直接相手をする自分自身が

文章を書いて、その文章に熱を込めた方が

間違いなく、あなたらしさ、が相手に伝わるものです。

これからの時代は、

お客さんのニーズでビジネスを構築していく

という以外にも

「あなただからお願いしたい」

という形でビジネスを構築していく、というやり方があります。

むしろ、今後は後者の方がどんどん広がっていきますし、

やりやすくなっていく時代です。

だからこそ、自分のサービスなのに第三者に文章をお願いする、

というスタイルはすごく微妙になってきます。

あなたのサービスはあなたが想いを込めているからこそ

成立するんです。

ですから、自分で直接伝えるスキルを

磨いておかないとこれからどんどん

時代に取り残されていくと僕は考えています。

また、コピーライティングというのは、

実はかなり応用範囲の広いものです。

というのもコピーライティングというのは、

伝える手段の１つですが、これは表現が「言葉」だから

コピーと呼ばれるのであって、表現方法が変われば言い回しが変わります。

表現がグラフィックであれば、

それは「デザイン」と呼ばれ

表現が動画であれば、

それは「映像」と呼ばれ

表現が写真であれば、

それは「写真」と呼ばれるんです。

表現が絵であれば、

それは「イラスト」と呼ばれるんです。

多くの人は、デザインも映像も

ただの表現だと捉えていますが全く違います。

コピーライティング同様に伝える手段です。

だからこそコピーライティングと同じように

デザインも映像も２つの要素から成り立っています。

「表現」と「構成」

この「表現」の種類を変えれば、

言い回しが変わり、伝えたい人が変われば、

ニュアンスが変わり、構成が変化します。

多くの場合、「表現」ばかりに目が行きがちですが、

「構成」という要素が入っていることです。

これは、どの情報をどんな順番で提示するか

ということですが、

まさにここが相手が話を最後まで聞いてくれる

大きなポイントです。

デザインや映像なら最後まで見てくれるか、です。

相手の興味を引きつつも、最後まで話を前のめりに聞いてくれる

この状態を生み出さなければ、

伝えたいことを全て伝えることはできません。

「コピーライティングを学ぶ」ということは、

表現方法を学ぶこともさることながら、

最も重要な情報の順番についても学ぶ、ということです。

残念ながらコピーライティングが

使えるフリーランスは決して多くありません。

コピーライティングができないのに

デザインをやっている人もいれば、

映像をやっている人もいます。

これはつまり「伝わる構成」を

わかっていない、と同じようなものです。

別にそれでもいいんですが、

それだと伝わるかどうかもわからずに、

ただ闇雲に表現してるだけです。

本当は「伝えること」がベースに

あるはずなのに、

「見せ方」だけに特化してしまっている

これはなんだか寂しい話です。

確かに今の世の中、見せ方はすごく重要です。

見せ方一つでアクセスが大幅に変わる

なんてことはよくあることですし、

ネット広告でははっきりと数字に表れます。

ですが、問題はその後です。

気になって来てみたけど、読んだら微妙だった。

再生ボタンを押してみたら、つまらなかった。

それはもったいないですよね。

これは申し込みページでも同じです。

どんなに広告でアクセスを

呼んだとしても申し込みページで

魅力を伝えられなければ、

申し込みなんてされません。

だから僕はコピーライティングを

学んだ方が良いと思っています。

まだ学んだ事がない方はぜひ

コピーライティングの勉強を少しずつで良いので

始めていきましょう。

これが使えるようになると

めちゃくちゃフリーランスとして

できる事が広がります。

3-17：表現だけ学べばいいってわけではない