さて、これまでネット上で色んなリサーチをして、

自分が関わりたい業界の相場観や先輩たちがやってきたこと、

雰囲気、どんなお客さんがいるのか？も理解できてきたはずです。

もちろん、現場で仕事をしていないと手に取るようにわかる、

というわけではないと思います。

それでもリサーチをしないよりは

ずっとイメージがわいてきたはずです。

そのうえで、僕らがやることは、「提案」です。

第二章の動画でもお伝えしましたが、

僕らが仕事をいただくには、信用、信頼をつくって

それをもとに提案することで実現できます。

もちろん、信用、信頼を作って

「仕事はこちら」

という感じで、積極的にアピールしない

という場合でも問題はありません。

ですが、ただ待っているだけよりも

積極的に提案という形を取る方が

明らかに受注する比率は上がります。

ですから、はっきりと関わりたい人が問題抱えているなら、

「こんな解決方法ありますよ」とか「伝手がありますよ」と

提案してあげれば良いのです。

多くのフリーランスは、

「待ちの姿勢」がほとんどです。

仕事こないだろうか。と

別に僕はこのやり方を

否定しているわけではありません。

実績を外に出し続ければ、

仕事をお願いしたい人が見つけてくれる、

こんな状態になることも、可能です。

そして実際に仕事が来るなら、

予め決めておいたルールに合う

お客さんだけに絞ってもよいんです。

でもそのやり方は僕はどこまで行っても、

「受け身の姿勢」だと思ってます。

ちょっと厳しい言い回しになって

しまうかもしれませんが、

「流れに身を任せすぎなんじゃないか」

と思うこともよくあります。

あなたが決めたサービスを

求めている人は必ずどこかにいるはずで、

その人のために、はっきりとわかりやすい形にして

申し込みをしやすい状況にしておくだけの

思いやりがあっても良いのではないか

と僕は思うのです。

全く話が変わりますが、

キングコングの西野さんが

「クラウドファンディングはお金を集める場所ではなく、信用を換金する場所だ」

なんて表現をしていましたが、

まさにこの申し込みページも

信用や信頼をお金に換金する装置

だと僕は考えています。

ですから信用や信頼をいくら持っていたとしても、

換金する場所がなければ、お金に変わる比率は

決して高くはないのです。

もちろん、信用や信頼を積極的に

換金することがベストだ！

なんていっているわけではないんです。

信用や信頼を換金することは

やり方によって、提案によっては

マイナスになってしまうこともあります。

マイナスというのは

つまり信用や信頼を低下させる

という話ですね。

何れにしても、申し込みページを準備するということは

”あなたのサービスを提案する場”

です。

また、それによってあなたがこれまで

やってきた仕事や実績という信用や

関わってきた中で生まれた信頼を

一部、お金という形にして、

相手の悩みや問題に取り組むきっかけを

提示する場、だと思うのです。

ですから、ただ待っている

というのではなく、

“提案"するということを

意識して申し込みページを

作ってほしいな、と考えています。

もっとも届けたい人に届くようにするために、

提案がマイナスに働かないように、

僕らが事前に知っておかなければ

ならないことは色々あります。

ですが、その前に、まずどんなことを

申し込みページに記載した方が良いか

という話題について次回から触れていきます。

お楽しみに。

3-8：提案がどれだけうまくできるか？が大事